スリルドライブ
さて、ここでは我らがキャプテンのスリルドライブっぷりを暴露していきたいと思います。
事件はレンタカーをレンタルしにいった時には既に始まっていたようです。Jrサンが自分の分のレンタカーに乗り込んだ時、背後のレンタカーから謎の騒音が!!
どうやらキャプテン、エンジンがかかってるのにかけようとしたようです。
慌てて走ってくる店員。
「コイツに車を貸して大丈夫か」と不安に思う店員の顔が浮かびます。
そうこうして二台の車が京大に到着しました。
ちなみにキャプテンのレンタカーの方が何故か遥かに到着が遅かったです。
そして京大を出発。我が入谷号のメンバーはドライバーにキャプテン、助手席に渡邊サン、さらに藤本サンと俺というメンツでした。
「ドライバーは大丈夫か」的なオーラが辺りに立ち込めていました。
それでも乗らないワケにはいかず、遂に俺たちを乗せた入谷号は京大を旅立ちました。
その後何が待ち受けているかも知らずに・・・
まず、四条の交差点に差し掛かった所で信号が赤に変わりました。
そこでキャプテン、何と!!
普通に信号無視しました・・・。
出発後10分経たない内に既に信号無視。
既にドライバーのクオリティに大いなる疑問が生じました。
まぁ、それでもそこからしばらくは平和な(ドライバーはテンパり続けてましたが)ドライブが続き、少し安心した所でサービスエリアが見えて来ました。
おっ、休憩出来ると思ったのも束の間、車が謎の振動!!
どうやら曲がりきれずに乗り上げたみたいです。
さすが入谷号、下車直前まで気を抜かせません。
サービスエリア出発後は事故らしい事故もなく(色々ありすぎて小さな失敗は最早忘れました)白浜に到着しました。
しかし、本当のスリルドライブは帰りに始まったのでした・・・。
帰りの日は生憎の雨模様。ドライバーのキャプテンも「視界が悪いなぁ」とこぼしていました。その発言に誰もが何の疑いも抱いていなかったところ、キャプテン突然の爆弾発言!
「やっば、コンタクト付けてなかった!!」
・・・!?
オイ、キャプテン!?ど、どーゆーコト?
「通行止めの字ィ見えへんからおかしいと思ったー。」
怖い、怖いよキャプテン!!
さらに事件は続きます。白浜から帰る途中、カーブ多いトコがありましたよね?
あそこでも悲劇は起きました。
やけに高スピードでカーブに入る入谷号。
その入谷号に迫るガードレール!!
車とガードレールがほんの数cmまで近づいたところで何とか曲がりきりました。
その時、俺の頭には前日の飲み会で介抱してくれたHotokeメンバー達の顔が走馬灯のように浮かびました。(お世話になりました)
それでも気を取り直して走る入谷号。白浜を出て高速に入ろうとしていました。
しかし入谷号が簡単に高速に入れると思ったら大間違いです。
券を取ろうとした瞬間、ガリッ!という音が!
・・・ついに車こすっちゃいました。
幸い大事にはならず(タイヤを軽くこすった様子)いかったですが。
それでもスリルドライブはまだまだ続きます。俺は運転しないのでわかりませんが、
車を運転しているとどうしても眠気というものが襲ってくるようで。突如キャプテンが、
「眠い、もうムリ。」
・・・ムリ!?
これではマズイと思い、音楽をかけようとした入谷号車内。しかし持参したCDは荷物の中。仕方ないのでラジオでもかけようという話になり、ラジオのスイッチを入れた瞬間流れてきたのは何とクラシック音楽。
神からの死刑宣告が下りました。
さらに入谷号を襲う睡魔の中、ドライバーのキャプテンと助手席の渡邊サンは謎の叫び声をあげ続けていました。
それでも何とか車は無事に京都入りを果たし(途中眠気に負けて紀ノ川に寄りましたが)、黒王将でひと時の安らぎを楽しみ、遂に合宿もクライマックス。
スリルドライブも最終局面を迎えました。
ガソリンスタンドで給油し(これが後に驚愕の事実を我々に知らせるのですが)、あとは京大に入るだけというところでまたも事件は起きました。
京大手前の交差点で曲がり損ねかけた入谷号。
焦ったキャプテン、いきなり赤信号でのカーブ敢行。
もし人が横断歩道上にいれば即死必死の勢いでした。
それでも何とか(本当に何とか)京大に到着。ほっと胸をなでおろしながら話はガソリンの話題に。
キャプ「給油したのにメーター増えへんなぁ」
*「え?」
キャプ「あれ!?メーターってコレ!?じゃあコレは!?」
*「それは水温計。」
キャプ「やっべ、ずっと間違えてた!!」
!?
調査したところあのレンタカーのガソリンは45l。そしてガソリンスタンドで給油したガソリンは43.09l。残り1.97lで京大到着。
一つ間違えば高速で止まったりといった悲劇が起きるところでした。
最後まで危険を伴うスリルドライブ。別に命なんて惜しくないぜ、という人はキャプテンに頼んで乗せてもらうといいでしょう。
以上、岡野によるスリルドライブの記録でした。つたない文章で申し訳ない。